第6回までは毎年夏に開催してきました。道東での最後のワークショップは、「道東の冬は世界で最も美しい︕」と信じていますので、2021 年冬に開催することにしていました。しかしCOVID-19 パンデミックのため2年の延期を余儀なくされ、今回ようやく開催することができました。国内外のエキスパートの先⽣⽅と⼀緒に学び、語り合い、そして冬の道東の⼤⾃然を満喫しました。
2 ⽉24 ⽇(⾦曜⽇)に、①T/NK 細胞リンパ腫(ATL を含む)、②多発性⾻髄腫、③CAR-T細胞療法をテーマに講演会を開催しました。国内からだけでなく、海外からは悪性リンパ腫では世界的に有名なエール大学の Francine M. Foss 教授、韓国サムソンメディカルセンターの Won Seog Kim 教授、多発性骨髄腫の世界的権威、ハーバード大学ダナ・ファーバー癌研究所の Paul G. Richardson 教授と秀島 輝先⽣、さらにドイツからは CAR-T 療法の専門家 Linda Hanssens 先生をお招きしました。プログラムを添付します。
2 ⽉25 ⽇(⼟曜⽇)は、鶴居村の鶴⾒台でタンチョウを⾒学し、阿寒湖でワカサギ釣りを楽しみました。
2 ⽉26 ⽇(⽇曜⽇)は、網⾛港から砕氷船「おーろら」に乗りオホーツク海の流氷を間近に⾒て、能取岬からは果てしなく続く流氷を見ることが出来ました。
第7回のワークショップの内容を釧路新聞に掲載いただきましたので、添付します。
私たちがやってまいりました道東でのリンパ腫ワークショップは、残念ながらこれが最後となりました。地元の皆様のご協力に深謝申し上げます。長い間ありがとうございました。
Asia Lymphoma Network 事務局長 押味和夫